転職支援金を出すサイトは良い看護師の転職サイトか?
看護師の転職支援サイトは数多くあります。
転職支援サイトによっては転職支援金という名目で10~40万円も支給する転職支援サイトがあります。
一方、転職支援金を全く出さない転職支援サイトもあるのが現状です。
誰でもお金が欲しいのですが、
転職支援金を出すサイトは転職支援金を出さないサイトよりも良い看護師の転職サイトなのでしょうか?
転職サイトはどうして転職支援金を出せるのか?
看護師の転職支援サイトは非常に多くのサイトがあります。
- 全国を網羅したサイト
- 地方に特化したサイト
- 美容外科に特化したサイト
など、数多くのサイトがあります。
その中でも気になるのが、
- 転職支援金を出すサイト
- 転職支援金を出さないサイト
の違いです。
無料の上にどうして転職支援金までくれるのか
多くの看護師の転職支援サイトがありますが、いずれも無料です。
無料で転職先を紹介してくれた上に、どうしてお金までくれるのでしょうか?
看護師の転職支援サイトを運営しているのは、転職エージェント(有料職業紹介事業者)などといわれる人材紹介会社です。
人材派遣会社は、医療機関から頼まれて看護師さんを探しているのです。
どこの医療機関も看護師不足で、優秀な看護師を非常に欲しがっているのです。
もちろん、
ハローワークなどでも求人をかけますが、いずれの医療機関も優秀な看護師を欲しいので、
人材派遣会社に依頼して優秀な看護師を探してくれるよに依頼しているのです。
医療機関は、優秀な看護師を紹介してもらった見返りに人材派遣会社に謝礼を払うのです。
謝礼の額は、看護師の年収の1割程度といわれています。
すなわち、
人材派遣会社は看護師を紹介すると医療機関から50万円程度の謝礼を貰えるのです。
ですから、人材派遣会社は、
- 無料で看護師に転職先を紹介できる
- 転職支援金を払える
ということなのです。
しかし、
人材派遣会社は誰でもが起業できるわけではなく、厚生労働省の許可を得て行う許認可ビジネスです。
インターネット上には本当に多くの看護師の転職支援サイトがありますが、
看護師の転職支援サイトを利用して転職しようと考えているなら、
きちんと厚生労働省の許認可を得ている事業者を利用すべきです。
サイトの下部に「運営者情報」が必ず記載されていますから、
- どのような会社が運営しているか?
- 厚労省の認可をうけているか?
は、必ずチェックするようにしてください。
転職支援金を出す転職支援サイトと出さないサイト
看護師の転職支援サイトの大手である「ナースではたらこ」は看護師の転職支援サイトの中では比較的新しい会社です。
しかし、ナースではたらこの運営会社は一部上場会社ディップ社で、年間の利用者は50,000人を超えているといわれる、非常に看護師さんに人気のある転職サイトです。
ナースではたらこも、転職成功者に10万円をプレゼントしていました。
しかし、2年程前にこの支援金支給を中止してしまいました。
その理由は、、、
支援金を支給するサイトは医療機関に嫌われる?
ナースではたらこはどうして支援金支給を打ち切ってしまったのでしょうか?
支援金を受け取るにはいくつかの条件があります。
その中の一つは、
〇〇ヵ月は勤務を継続すること
つまり、
転職後の定着率を高め再転職防止を条件にしているのです。
転職支援金を欲しがる看護師は定着率の悪い看護師に見えてしまい、支援金を支給するサイトは医療機関に嫌われる傾向にあるそうなのです。
医療機関にとっては、
- 優秀な看護師
- 継続して勤務してくれる看護師
が欲しいわけですから、転職支援金を貰ったらサッサと辞めてしまうような看護師さんは採用したくないわけです。
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転職支援金の支給条件に注意してください
それでも、
- 良い転職先を紹介して貰える
- 転職支援金も貰える
ということであれば、それに越したことはありません。
現在、転職支援金を出しているサイトを調べてみたところ、
サイト | 支給額 | 支給条件 |
ジョブデポ看護師 | 最大40万円 | 入職後3ヵ月経過 |
ナースJJ | 最大35万円 | 入職後3~6ヵ月 |
看護のお仕事 | 最大12万円 | 入職後2ヵ月 |
看護プロ | 10万円 | 入職後6ヵ月 |
しかし、
いずれも「最大」での金額で、
ナースJJでは、転職後の年収によって異なり35万円を得るには年収600万以上で無ければなりませんし、
看護のお仕事で、12万円を得るには師長以上の管理職に就く必要があり、通常の常勤看護師では3万円に過ぎません。
ジョブデポ看護師の40万円については詳細は不明ですから、サイトに登録して転職先を紹介して貰うときに充分に確認してください。
転職支援金は非常に魅力的ですが、誰でもが全額を貰えるわけではありません。
支給条件を十分に調べる必要があります。
看護師の転職支援サイトを選ぶときには支援金のありなしで決めるべきではないようです。
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