2018年の第26回認定看護師認定審査の受験者数は?
認定看護師の認定を希望する看護師が増えています。
昨年の第25回認定審査で新たに1,478人が認定看護師として認定され、
認定看護師数は21分野18,728人に達しています。
2018年度の第26回認定看護師認定審査が5月17日におこなわれました。
今年はどれくらいの受験者がいたのでしょうか?
第26回認定看護師・認定審査が実施された
認定看護師制度は、日本看護協会が1995年に制定した認定制度で、
毎年1回、認定審査が行われます。
2018年5月17日に、
第26回・認定看護師認定審査
が実施されました。
認定審査の会場は、
- 宮城
- 東京
- 愛知
- 大阪
- 福岡
の5会場で、
受験者は、
- 21分野
- 1,480人
でした。
今回の審査結果は7月13日に開示される予定です。
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認定看護師は年々増えている
1996年に認定審査が開始されて以来、認定看護師数は年々増えています。
今年の認定審査の受験者は1,480人と、少し少ないようですが、
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2015年(第23回) | 1,882人 | 1,763人 | 93.6% |
2016年(第24回) | 1,736人 | 1,626人 | 93.1% |
2017年(第25回) | 1,671人 | 1,478人 | 88.4% |
2018年(第26回) | 1,480人 | - | - |
認定看護師は難しくないが教育課程への入学が難しいにも書きましたように、
教育課程を受講するための教育機関への入学が難しいのです、、
難しいというのは、入学試験が難しいというよりは、
教育課程を実施する教育機関が少なく、
高い時には倍率が4倍にもなるのです、、、。
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認定看護師の制度が変わる
日本看護協会は、
1995年に認定看護師制度を制定してから既に20年が経過し、
- 高齢の患者の増加
- 在宅看護の増加
など、医療情勢が大きく変化したため、
認定看護師制度を制定した当時の、
医療施設内での看護活動を中心とした現行の制度を再構築する必要がある
としています。
詳しく見る ⇒ 認定看護師制度はどう変わるのか?
具体的な内容は未だ明らかになっていませんが、
日本看護協会では、
2018年2月開催の理事会において、
現行の認定看護師教育は2026年度をもって終了する
ということを決定しています。
どのように変わるのかは未だ明らかではありませんが、
病院内での看護活動を中心とした現行の制度を再構築する必要がある
としていることから、
在宅看護などが大きく取り上がられるのではないかと予想されています。
現在の認定看護師数は、21分野で18,728人になりました。
就業看護師数は150万人くらいですから、80人に1人くらいでしょうか。
認定看護師の資格は、病院で働く看護師としてはキャリアアップの上で手に入れておきたい資格です。
頑張って挑戦してみませんか?