コロナウイルスで看護師のボーナスは下がった?
新型コロナウイルス感染がなかなか収まりません。
収まるどころかむしろ拡大しているのです。
コロナウ感染の重症者を受け入れて病院経営が難しくなっているのですが、
感染の危険に恐れながら日夜休みなく看護師さんは大変です。
しかしそんな看護師の夏のボーナスが減ったというのです。
看護師の夏のボーナスは20%で減った
新型コロナウイルスの影響で、多くの医療機関が経営難に陥っているようなのですが、
人材情報会社のクイックは、
医療機関の経営が厳しくなっているなかで看護師のボーナスにどのような影響が出ているのかを調査したところ、
看護師の夏のボーナスは20%で減った
という結果が得られと発表しました。
詳しく見る ⇒ クイック・プレスリリース
この調査は、
6月30日~7月21日において、全国の医療機関で働く看護師を対象にインターネットでおこなったもので、
有効回答数は1,855人でした。
今年の夏のボーナス支給額を聞いたところ、
- 前年と変わらなく支給された : 37.1%
- 前年より減った : 19.8%
- 前年より増えた : 5.9%。
であり、
20%の看護師のボーナスが昨年より減ったことが分かったのです。
前年と変わらなく支給されたと答えた37.1%の中にも、
- 夏は前年分の評価が含まれたので維持されたが冬は減額されることが確定している
- 冬のボーナスは減ると言われている
といwれたとのコメントも多いのです。
さらに、
- コロナの影響で収益減収のためコレが続くと倒産の可能性もある
- もともと桂園なんだったからなおさらヒドイ
として、
- 辞められるもの辞めてしまいたい
- モチベーションが下がる
との声も多かったといいます。
日本医療労働組合連合会による調査でも、
夏のボーナス支給額が前年より下回ると回答した医療機関が30%超
という結果が出ています。
Go Toキャンペーンも経済の復興という点では重要ですが、
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業
では20万、10万、5万などの給付があるようですが、ボーナスの減額には追いつかないですね。
日本看護協会では、新型コロナウイルス感染の拡大に際し、
看護師に危険手当を!
との要望を出していますが、早く実現してほしいものです。
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看護師だけでなく夏のボーナスは4人に1人が減る
夏のボーナスが減るのは看護師だけではなさそうだ。
明治安田生命保険の調査では、
夏のボーナスは4人に1人が減る予定
ということがわかった。
詳しく見る ⇒ 明治安田生命保険プレスリリース
この調査は、
20~50代の男女を対象に、6月15日から18日までインターネットを使っておこなったもので1,120人が回答している。
これによれば、
- 昨年より増える : 3.0%
- 減る予定 : 24.3%
と、4人に1人が「減る予定」と答えているのだ。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
多くの企業が業績に悪影響を与えているが夏のボーナスは、
新型コロナウイルス感染が発生する前の業績が含まれているのだが、
冬のボーナスはコロナウイルス感染が始まってからの業績が反映されることから、
冬のボーナスは無しということも充分ありうるようだ。
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まとめ
新型コロナウイルス感染によって医療機関の経営状態は悪化しており、
看護師の夏のボーナスは大幅に減ったようだ。
新型コロナウイルス感染の収束には看護師や医師の働きをなしにはあり得ない。
Go Toキャンペーンも経済の復興の上で重要ではあるのだが、
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業の開始を早めてほしいものです。