山岳看護師で看護師のキャリアアップ
看護師のキャリアアップには、
などばかりではありません。
あなたが山好きなら、趣味と実益を兼ねて、
山岳看護師でキャリアアップしてみませんか?
山岳看護師を知っていますか?
2016年6月25日の信州毎日新聞によれば、
長野県松本市の信州大学病院の高度救命救急センターに勤務する看護師高橋恵子さんが、日本登山医学会の「認定国内山岳看護師」に認定された。
とのことです。
そして、
その後も、
・2017年には6人、
・2018年には18人、
2018年7月現在では37人が山岳看護師に認定されています。
看護師には男性看護師もいるわけですが、37人の山岳看護師は名前から察するに女性看護師ばかりのようです。
詳しく見る ⇒ 日本登山医学会
山岳看護師は、日本登山学会が2014年に育成プログラムを開始し、
今年度は全国で5人の山岳看護師を認定したのだそうですが、高橋さんは長野県では初めて山岳看護師に認定されたそうです。
おめでとうございます!。
しかし、山岳登山のメッカである長野県で初めての山岳看護師だとは意外でした、、、。
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信州毎日新聞の記事によれば、
高橋さんは千葉県出身の29歳。
順天堂大学の医療看護学部を卒業して看護師の資格を取得したのですが、学生時代は順天堂大学の北アルプス・燕岳の診療所(夏期のみ)の運営に関わっって、山の魅力に取りつかれ、信州大学病院の看護師になったのだそうです。
その後も、毎夏には、信州大学医学部が開設する北アルプスの常念診療所の運営を手伝っていたそうです。
高橋さんは、
看護師として山と関わりを持ち続けたいから
と、休暇を利用して夏山や冬山での登山技術を習得し、救助方法、高山病などの病気や外傷などへの対処方法を習得し、必要単位を取得して認定に至ったそうです。
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山岳看護師とは
山岳看護師とは、日本登山医学学会の認定山岳医制度に基づくものです。
認定国際山岳医制度及び、日本登山医学会認定国内山岳医制度は、国際山岳連盟医療部会(UIAA Med Com)、国際山岳救助協議会(ICAR)、国際登山医学会(ISMM)に認定された国際山岳医と、日本登山医学会が認定する国内山岳医の認定医制度を実施しています。運営は、日本登山医学会認定医委員会が行っております。
これは国際山岳連盟医療部会(Internationl Diploma of Mountain Medicine;DiMM)によって国際的にも認可されている資格なのです。
詳しく見る ⇒ 山岳看護師募集要項
2009年11月にカトマンズで行われた国際山岳連盟医療部会で日本のDIMM発足を発表し、以来、日本登山医学会認定医委員会が認定を行っています。
- 認定国際山岳医
- 認定国内山岳医
とがあり、国際、国内とも60名ほどが認定されています。
2009年の発足以来、医師のみしか参加できなかったのですが、2014年度から看護師も登録できるようになったのです。
まあ、山岳看護師の資格をとったから何が有利になるとという点では正直わかりませんが、登山が趣味という看護師さんであれば、挑戦してみるに値する資格ではないでしょうか、、、。